さて実際いくらかかったでしょうか。
当初病院に32万円くらいですときいていました。
これは限度額認定書を使わず、7日間ずっと個室を使い、
保険負担が3割の場合です(70歳未満のほとんどの人が3割)。
領収書をもらったらまず合計しか見ませんよね。
でも、医療費の領収書は
必ず一部負担金額を
みてください。
ここが保険が効く金額の合計です。
フォームは様々で他にも
保険、保険外
という表記もあります。
一部負担金の計算
ア | 252,600円+(医療費-842,000)×1% |
イ | 167,400円+(医療費-558,000)×1% |
ウ | 80,100円+(医療費-267,000)×1% |
エ | 57,600円 |
オ | 35,400円 |
上記が高額療養費の各区分の上限です。
私が出した限度額認定書の区分はイなので
167,400円+(医療費-558,000)×1%
が170,767円ということです。
(医療費-558,000)×1%も一応検算。
医療費の合計は書いてませんが
左半分の一番下、89472とあります。
これは点数で、1点10円です。
つまり、医療費は894,720円です。
(894,720-558,000)×1%
=336,720×0.01
=3367.2
円未満切り捨てして
167,400+3367
=170,767円
あってますね!
全て大部屋を使えば
その他自費部分が安くなりますし
限度額がアならもっと高く
ウ〜オならもっと低くなります。
消費税
お医者さんの医療行為には
消費税はかかりません。
しかし自費部分は課税売り上げになるので消費税がかかります。
しってましたか?
領収書の総額の上に
5590円とある消費税、
これは自費部分の10%です。
保険証忘れた時の消費税
余談ですが、
転職時や保険証忘れた時など
一旦病院で自費精算してから
あとで保険証を提示したり、
保険組合から7割返して
もらったりすることが時々あります。
この時、自費で払う時に
消費税を上乗せして請求される
ことがあります。
これは違法なことではありません。
自費は消費税がかかる診療です。
ですが、あとから精算したとしても
一度払った消費税は返ってこないことがあります。
保険組合は消費税を絶対返しませんし
(そもそも組合は消費税を預かっていない)
病院に請求したら返ってくるかは
あなた次第です。
差額ベッド代について
これもいろんな闇がありますので
他の記事にしたいと思います。