ついに手術当日です。なんだかんだいって
あっという間に当日。いやぁドキワク！
手術当日の日程【子宮と卵巣全摘 腹腔鏡手術】
- １日飲めない食べられない日
喉乾いたら、うがいでしのげ！ - 朝のうちにシャワー しっかり洗髪も
この後点滴が取れるまでシャワーはお預けです。
しっかり洗っておきます！ - 弾性ストッキングを履いておく
これが、全身麻酔の間動けない足の血管内で
血が固まってしまうことを防ぐ大事な靴下だそうな。
膝下つま先ちょっと出るんです。どんだけ締め上げられるのかと
思いきや、普通のややキツめタイツくらい？？
あと、なぜいつもこれは真っ白なんだろう？ - 朝浣腸あり
ついにきたホントのお尻からの浣腸。人生初！
「5分我慢して欲しいけど下剤飲んでて無理ですよね〜
でも3分は我慢してほしいな〜」
と言い残して去った看護師さん、すまん2分半しかもたなかった。
その後６回トイレに駆け込むことになる。 - 飲めない食べないので点滴開始（３日間刺さってる）
挿しっぱなしにする点滴なので血管がいい感じに出てて
関節じゃない場所を選ぶのねえ〜私の腕は看護師に優しい設計で
血管良く見えます。
手首の上、ちょうど腕時計分上にずれたあたりに決まりました。
ちなみにこの看護師さんうまいのかな？抜いた後も全く青くならず、
抜き差し痛みなし！ありがたや。トイレに行くにもしばらく
この点滴スタンド君と共に。 - 手術室へGO
ストレッチャー乗らないのー！？ドラマと違う！
スタスタと着ている服をいれるコンビニ袋ひらひらさせて
歩いて行くんだそうな。
家族の立ち合い【子宮と卵巣全摘 腹腔鏡手術】
時間は入院時に聞いたのですが
当日の先生の忙しさによって１時間くらい遅れる可能性もあると。
予定が分かり次第立ち会う家族にその旨連絡したいですね。
結局昼ころ
「遅れナシで始められます！ご家族には
その１時間前にラウンジに来ててもらってください」
ちなみにそのラウンジって病棟フロアの事務室前に
あるんですが
すごいおしゃれ空間。奥にあるコーヒーメーカーの
コーヒー美味しい。自分が家族の立ち合いした時の
残念な談話室と雲泥の差ですけど！！
とりあえず暇【子宮と卵巣全摘 腹腔鏡手術】
ご飯の時間になると館内にアナウンス入るけど
自分は絶飲食なので指をくわえるだけ。
ちょっとお茶でも飲んで〜というわけにもいかず。
そのための点滴なのであんまり飢えや乾きは
感じませんがとにかく時間がたちません。
そんな時のために持ち込んだマンガを読もうにも
ちょっとさすがに落ち着かない。
こういう時やっぱりYouTubeの動画って
ありがたいですね。病院のwifi使えますよと
室内に案内があったので入院した初日、一番につなぎました。
ぼんやり受け身で椅子に座って動画を見るしかない時間。
お迎えがきて手術室に向かう【子宮と卵巣全摘 腹腔鏡手術】
手術予定時間少し前に看護師さんがお迎えにきてくれます。
点滴スタンドを連れて、持参したパジャマがわりの部屋着と
着ていった服を手術室で脱いだ時入れる用コンビニ袋を
カサカサいわせて手術室に向かいます。
思ってたより緊張感がナイ。
家族と対面【子宮と卵巣全摘 腹腔鏡手術】
コロナのせい？手術前に家族に会えるのはほんの数分。
ラウンジにいる旦那に声をかけ、
手術室に向かうドアの前で立ち話です。
いやぁ立ち合いお疲れ様ですなぁ
がんばってねー
言ってくるわぁ〜あとは任せた〜
またあとでねえ〜
のようなよくわからない会話をして手を振り
ドアを開けて手術室へ・・・
え？手術室ってこんな簡単に入れるの？【子宮と卵巣全摘 腹腔鏡手術】
手を振ってわかれたはいいけど、
ここナースステーション入り口のカードキー付き自動ドアだよね？
と思ったらその向こうにいきなり
手術室
はいどうぞーってそこも自動ドアで開いたらもう手術室。
もっとこう、エアダスターついた部屋とか？手を洗うとことか？
なんかないの？！ドア開いたらいきなりもう
手術台とかあの眩しいライトとか↓
いつ使うのこれ！！！
その向こう、あ！先生居た！！でもメガネ外してって
いわれてて置いてきちゃったからよく見えないけど
多分先生！こっち側には麻酔の先生！あと何人も！
自分で這い上がる手術台【子宮と卵巣全摘 腹腔鏡手術】
先生が気さくに声をかけてきます。気さく！
こちらもなんかテンションあがっちゃってて
わあ〜〜わあ〜〜ってキョロキョロですよ！
手術台、グレイズアナトミーで見てる平たいやつじゃ
なくてやっぱ婦人科だから内診台みたいに
足をのせるタイプだ！へええ〜〜！そこに
不織布が敷いてあります。
ここで全裸になります。
でもマスクだけはしておくんだと。
全裸にマスクという人生初のスタイルを
バスタオルで隠しつつ
手術台に上がってねと言われたんですが
台高いし隠しながらで上がりにくい！
ステップ数段あがって、よいしょとよじ登り、
ここに足を乗せるんだから・・とヨチヨチ進むと
「あ、そこ穴があいt・・」
ズボォ！と肘から半身つっこみました。
お尻あたり？のところに穴があいてる手術台。
いざ全身麻酔！【子宮と卵巣全摘 腹腔鏡手術】
枕をめざしてよっこいしょと定位置につくと、
先生がはじめますね〜とニコニコ（本当いつも笑顔のイケメン）
手術室のあのライトがすっごいキラキラしててキレイ。
マスクの上から酸素マスクを被してきます。
マスクonマスクで隙間スカスカ。
あとで挿管して管入れるからきっと麻酔を吸うだけだろう。
麻酔の先生が「点滴のところから眠くなるお薬入れますね〜」
じゃあこのマスク何だよ！？（酸素かな）
「点滴からお薬入れますよ〜ヒンヤリしてきます。
お名前呼んだらお返事してくださいね〜」という言葉を聞いていると
点滴の針の入った腕からヒエヒエの薬があがってくるのを感じます。
この後名前を呼ばれても意識がなくて返事できないって
やつでしょ？と言おうとしたんですが、
冷たい〜が最後の言葉になりました。（生きてます）
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