軽く言われた子宮摘出、いやいやまさか〜と笑う私に先生は続けます。
腹腔鏡手術で簡単に取れること、取ればもう子宮ガンのリスクもないこと等・・
確かにガンの心配はなくなります。私の両親や親戚はガンを患った人が多いんです。素人判断ですがガン家系。そのリスクが減るのかとわかると一気に子宮摘出に魅力を感じます。そんな前のめりになってきた私に先生は次回執刀医の外来を予約してくれたのでした。
日を改めて執刀医となる先生の外来。この時までに自分の身内のガン歴をメモしておきました。両親はすでに80代ですがとても元気。しかし父も母も3回ガンの治療をしています。その話をしつつ今の状況を聞いてもらったところ、
腺筋症の内部に稀にできるガンは通常のがん検診では見つけにくいこと
子宮摘出と同時に卵巣も取れること
卵巣を取るデメリットが年齢的にあまり無いこと
を教えてもらいました。この先生はとっても優しくてこちらの考えがまとまるまで待ってくれました(ありがたい)。メリットデメリット、わからないことがないかどうかよく聞いてもらいました。
結局私はミレーナをもう1度入れるのではなく子宮摘出をお願いしたのです。