お金の話 デュピクセント 健康保険のしくみ

デュピクセントを続けるは金銭的につらい!

前の記事(↓)で紹介した
大手企業や公務員みたいな良い保険組合じゃないから
自己負担がきついよ!やめるとまた症状が出るんでしょ?
一生この高額な医療費、払い続けられないよ!

高額療養費制度は神制度です。
万能ではありませんが、まだ救いの手を差し伸べてくれます

高額療養費の区分のおさらい

これが月々の自己負担の上限です。
ややこしい計算方法もありますがそれはまた別の記事で。

デュピクセントを打つことを想定して言うと
初月、3ヶ月後、6ヶ月後と3ヶ月おき
高額な薬代を払うことになります。

何度も高い医療費を払ってると安くなる

高額療養費制度は神制度。
ずっと入院をしたり
ずっと高いお薬を使う人に
少し、優しくなります。

それが多数該当です。

過去12ケ月間に同じ世帯で支給が4回以上あった場合,4回目からは,4回目以降の限度額を超えた分が支給されます。

福岡市HP

上にあるアイウエオの区分は通常時ですが
多数該当になった時は

各区分の限度額が下がります

福岡市HPより引用

ほぼ高額療養費の恩恵を受けなかったイの区分ですら
多数該当になればお支払い額が減りますね!

多数該当の数え方

じゃあその多数該当っていつからなの?
過去12ヶ月に4回以上の4回目

図にしましょう

高額な医療費を払おうとしている時から
数えるとわかりやすいです。

例えば10月に高額な医療費を払う時、
過去に何回高額な医療費払ったっけ?と
考えてみると
7月、4月、1月。

10月から過去12ヶ月というのは去年の11月から。

10月のお支払い時から限度額が下がるってわけです

ちなみに3ヶ月ごとの図にしていますが
デュピクセント以外で高額な医療費を払ったとすると
このケースなら8月以降が多数該当です。

高額な医療費を払うタイミングで
さかのぼって12ヶ月の間に3回以上
限度額以上の医療費を払っていたら

多数該当です。

10月の次は翌年1月ですから、また数え直すと
10月、7月、4月。

また多数該当ですね

デュピクセントを続ける限りずっと多数該当

つまり、初回、次、その次を乗り切れば
そのあとはずっと多数該当の
下がった限度額で済むと言うわけです

どうですか?
デュピクセントが少しですが
現実的になってきませんか?

ご注意

念のために書き加えますが
デュピクセントを勧めているわけではありません。
いろいろな症状いろいろなアレルゲン
お医者さんの判断で始める薬です。

でももし金銭的な面だけが
妨げになってしまっているなら
少しでもアトピーに悩む方の助けに
保険制度が役に立てたらと
書いております。

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