扶養内のパート、アルバイトをがんばる皆さんこんにちは!
扶養から外れない時間数をキープしてますかー?
扶養なのに給与収入130万超えちゃったけど
旦那の会社から何も言わないから黙っておこう!
だって年金も保険も扶養内なら0円だもん!
わかるー
放っておくと税務署から連絡きますよ
税務署!?
扶養家族なのに給料が年間130万超えてしまった場合
コチラを参照
超えてしまったあとどういう手続きをするか
コチラを参照
年始に勤務先から扶養家族の収入の確認がありませんでしたか?
ご自身で年末調整書類に書いた数字と違うことに気がつきませんでしたか?
それらを無視して手続きしなかったら?
もしなにもしなかったらどうなるのでしょうか。
結論
税務署から勤務先へ間違いを指摘され、再計算して追徴
悪意があってもなくても
会社がきいてくれてもくれなくても
年末調整で書いた内容と違っていればいずれ税務署から指摘があります。
こんな方にオススメ
家族を扶養しているサラリーマンのみなさん
【扶養是正】税務署から会社へ【うっかり130万超え】
扶養是正(ふようぜせい)ってなに?
税務署から会社に「年末調整間違ってるから正しく直して」と連絡がくることです。
とても具体的な指摘なので本人とその家族に確認して所得税を計算し直し納める必要があります。
具体的って?
例えば
大学生のお子を特定扶養親族にしてたけど働きすぎていたから扶養から外して再計算
別居してる親を扶養に入れてたけど自分だけじゃなく兄弟も親を扶養にいれてたからどちらかが抜いて再計算
奥様の収入見込み額が実際とかけ離れてて配偶者特別控除も0円になり再計算
どれもありそうなケースね・・
実際よくある話です
【扶養是正】なんでバレたの?【うっかり130万超え】
確定申告なんてしてないのに
サラリーマンやパート主婦、アルバイト学生・・
確定申告してない人たちなのになぜ税務署にバレたのでしょう?
国と役所は協力体制
実は市区町村役場から税務署に情報がまわるんです。
国と地方自治体は実は仲良し。
協力し合っているんです。
皆さんの源泉徴収票はすべて従業員の住んでいる市区町村役場に届き、
住民税の計算をしようと情報を見ている時に発覚します。
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ライバル同士じゃないんだ?
なにを競うんですか
【扶養是正】いつバレるの?【うっかり130万超え】
いつ指摘されるかは税務署の気分次第
これといった時期が決まってはいませんが残念ながら年が明けてすぐ指摘されることはありません。
数年後に数年分まとめて指摘されるケースも!
こちらとしてもどうせ指摘されるなら少しでも早い方がいいのですが役所同士の連携の結果発覚するので時間がかかります。
勤務先から役所へ、
それを整理した役場から税務署へ、
そして税務署から勤務先へと連絡がいくわけですからね。
なんとなく体感ですが10月くらいが多いです
【扶養是正】社会保険への影響【うっかり130万超え】
税金と社会保険とでは別のハナシ
あれ?税務署って税金だけじゃないの?
税務署は所得税の指摘をしてきます
なんで社会保険の扶養に影響するの?
年金!保険!と社会保険の話をしてるのになんで税務署?
所得税とは関係ないじゃない?と思ったアナタ、
すっかり【扶養】に詳しくなってらっしゃる!
勤務先が調べる社会保険の扶養
そうなんです。
税務署が指摘してくるのはあくまでも
「所得税間違ってるから計算し直せ」
なんです。
じゃあなんで社会保険の扶養の話になるのか、
それは勤務先が詳しく調べ直すからです。
【扶養是正】家族の給与明細を提出させられる【うっかり130万超え】
源泉徴収票は役所からバレてます。
でも、源泉徴収票に交通費は書いてありません。
交通費には税金がかからないからでしょ?
そうです
でも社会保険の扶養は交通費込みで判断しますよね
多くの勤務先では
「年収間違ってた!もっと詳しく調べなくては!」
と、給与明細を数ヶ月分持ってきてといってきます。
給与明細には交通費が載っていますから
交通費込み月額108,333円超えていれば社会保険の扶養もはずれることになります。
そこで勤務先は
その年の所得税の計算し直し、
社会保険の扶養を○月から外す手続きを始めるんです。
【扶養是正】扶養の保険証が使えなくなって国民年金から請求がはじまる【うっかり130万超え】
いくら手元に保険証があっても、
保険組合が扶養を外す(喪失)手続きをするので使えません。
その間にお医者さんにかかっていたら7割を保険組合に返納しなくてはなりません。
手続きについてはコチラ
大変すぎる・・・
何度も言いますが家族の収入はしっかり把握しましょう
【扶養是正】繰り返しになりますが【うっかり130万超え】
毎年、毎月、たくさんの人が扶養是正によりさかのぼって年金をおさめたり保険料を支払っています。
しかも時効が来てしまってはそれさえすることができません。
穴が空いた年金は埋められず
返した医療費は還付してもらえなくなります。
税務署に怒鳴り込んでも
勤務先に泣きついても
保険組合に嘆願しても
誰もアナタを助けてあげられないのです。
アナタのお金を守れるのはアナタだけ。
後悔先に立たず、
年収調整は毎月しっかり自分で計算し、
超えてしまったら12月の時点で扶養してくれる家族の勤務先に伝えましょう。
106万の壁はコチラ