お金の話

源泉徴収票 会社と役所の関係

サラリーマンの皆さんコンニチハ!

突然ですが、自分がいくら税金払ってるかご存知ですか

急に何言ってるんだろうこの人
おかしな人かな?

お給料をもらっている人にとって
自分にかかっている税金がいくらかって
あまり意識しませんよね。

しかし

儲けあるところに所得税あり(住民税もね!)。

今日は

何を見れば税金をいくら払っているのかわかるのかと

なんで意識してないのに税金を正しく払えるのか

その仕組みを簡単に説明します。

源泉徴収票と住民税決定通知書

まずは何を見ればわかるかですが

1月末に勤務先から源泉徴収票
5月くらいに勤務先から住民税決定通知
(あなたの住んでいる市区町村から勤務先に届きそれを渡されている)
がお手元に来ますね。これらを見ると自分の
税金がいくらなのか正確に把握できます。

所得税の天引きのしくみ

毎月の給料の金額とあなたの扶養の人数で
いくら天引きしてくださいと決まった表があります。
その金額を勤務先はあなたの給料から
天引きします。


あれ?所得税って毎月払うの??
確定申告って1年に1回なのに?

実は毎月天引きされている所得税

会社が税務署に代わって仮に徴収しているんです。
これを源泉所得税といいます。

ちょっと意味わかんないです

サラリーマンが個人事業主のように毎年確定申告するのは大変です。
だから会社が従業員に給料を払うときに所得税を仮徴収して
従業員の確定申告の代わりに年末調整で確定させてね!
という制度なんです。

これは従業員にとっても国にとっても大変楽ちんな制度です。

マイナンバー制度が始まったから
お金の流れを把握できるようになったんですね?

いえ全然違います。
昭和の戦後すぐこの制度は始まりました。
会社はタダ働きしてるような気もしますが
とてもよくできた制度なんです。

従業員にとって楽だからこそ
税の負担感が少ない
という仕組みなんですよ。

給料をもらってから払うより
最初から天引きされた方が苦しくないですよね。


住民税は前の年の所得に対してかかってくる

同じように天引きされている住民税ですが
仕組みは全く違います。
住民税は確定した金額を会社が天引き(特別徴収といいます)
する仕組みなので所得税と違って仮徴収ではありません。

あれ?

なんで役場が私の年収を知ってるの?

やっと本題がキタ!

あなたの源泉徴収票は役所にも提出されている

毎年1月末くらいに皆さんは勤務先から
源泉徴収票をもらいますね。
これは去年のあなたの収入と所得が書いてある大切なものです。

収入と所得については↑もどうぞ

この書類を見ればあなたが税金をいくら払っているのかわかります。
その最重要書類はあなたの勤務先から
税務署(金額による)と住んでいる市区町村役場に
提出されています。

会社から届いた源泉徴収票(名前はちょっと違うが中身は一緒)を
市区町村役場が把握して5月くらいに勤務先に

今年はこれくらい天引きしてね

とお願いしてくるわけです。

源泉徴収票は役所をめぐる

サラリーマンの収入は税務署と役場に届いています。
所得税は毎月の給料(ボーナスも)から仮払いして年末調整、
市民税は源泉徴収票の数字をもとに計算して翌年通知がくる、

こういうしくみです。

このしくみがあるから、
あなたの副業が勤務先にバレたり
扶養是正(ふようぜせい)がおきるわけです。

上記についてはそのうちお話ししますね。

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