扶養なのに130万超えたらなにがおきる？

扶養内でパートやアルバイトをしている皆さんこんにちは！

130万超えないように収入調整していたのに
なにをどう計算間違えたのか
うっかり超えちゃうことってありますよね。

130万以下のつもりで扶養にいれてたのに！
いざ１月になって家族の源泉徴収票を確認したら！
見込みより多く稼いでしまっていた！

こんな時は

すぐに扶養してる側の勤務先に報告

見込みと差がある場合はすぐに報告しましょう。
その後の対応は勤務先によって差があります。

さぁ報告したあとどんなコトがおきるのでしょうか。

確認されること【扶養なのに130万超えたら】

社会保険の扶養を外れる要件は
月108,333円を超える見込みになってからですが
年収130万となると一発アウトなことも多いようです。

年額では判断できないから改めて直近の給与明細を○月分持ってきてと言われるところもあるでしょう。

その月だけ特別な理由で収入が増えていただけだと判断されたら
扶養のままでいられるかもしれません。

社会保険を抜ける要件は

月108,333円超える見込みになったらですので
たまたまこの時だけこえちゃっただけなら超える見込みとは言えませんからね。

ですが前半少なかったけど後半は月108,333円を毎月超えているような場合

社会保険の扶養からはずれることになるでしょう。

保険証の扶養をぬける【扶養なのに130万超えたら】

いつから？

これも保険組合の規定や担当者によって差があります。

厳しいと前年１月１日から

優しいと今年の１月１日から

妥当なところで給料明細を提出して該当月から抜ける

などがあります。

いつまで？

またまた保険組合の規定や担当者によって差があります。

給与明細で決める

３ヶ月連続月108,333円を下回っていたらという会社もあります。

奥さんやお子さんが会社を辞めたらすぐ入れることもあります。

課税証明で決める

これは厳しいです。
課税証明というのは住んでいる市区町村役場で出してもらえますが
これは前年の所得を翌年５月以降に証明するものなんです。

去年収入オーバーで今年収入を抑えても、その証明書は来年にならないともらえません。

医療費の７割を請求される【扶養なのに130万超えたら】

保険証を使ってお医者さんに行った時、
お金を払いますよね？
このときの自己負担は医療費の３割だけなんです（年齢によっては２割）。

残りの７割は保険組合が負担しています。

社会保険をさかのぼって抜けるとなると保険組合が負担した７割を
返してくださいって言われることがあります。

返してくれるといっても他の保険に入ればその分の保険料がかかります。
一気に請求がきますので大きな金額になるでしょう。

扶養なのに130万超えたら【配偶者は年金の扶養も抜ける】

国民年金を払うことになります。

３号から１号へ

３号（年金の扶養）から１号（国民年金）になると月1万7千円弱かかります。

例えば1年さかのぼって扶養を外されたら

1万7千円弱✖️12ヶ月＝20万4千円くらい

納めないといけません。

時効！？【扶養なのに130万超えたら】

年収がオーバーしてすぐ報告すれば問題ないですが
だいぶ時間がたってから発覚した時などは時効の心配もでてきます。

健康保険の還付請求は２年間

先ほど「保険組合の負担した７割を返した後、さかのぼって他の保険にはいればもどってくる」と言いましたが

戻ってくるのは最長２年間分です。

例えば、さかのぼって３年以上扶養を外れた場合３年分返しても

もどってくるのは２年分だけです。

国民年金の未納を納められる時効も２年

国民年金を払っていないことを未納といいますが
年金の未納をあとからまとめて払うことができます。

しかし、未納をあとから払えるのは２年までです。

家族手当の返納【扶養なのに130万超えたら】

これも会社の規定ではありますが
今後の家族手当が出ないだけでなく今までの返納しなくてはならないケースもあります。

扶養なのに130万超えたら急いで報告

会社から怒られるものでもないですし
すぐに報告して直してもらいましょう。
時間が経てば経つほど
料金がまとめて一気に請求がきて
一回の支払い額が大きくなってしまいます。

家族の収入は普段から把握しておきましょうね！

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