健康保険のしくみ

多数該当 区分がかわったら

保険証がかわらなくても、
お給料があがったり、
雇用形態が変わったり、
国保の場合だと8月1日(下記参照)がすぎると
アイウエオの区分がかわることがあります。

せっかく多数該当になっていたのに
区分がかわったらリセットされちゃうの??

多数該当のまま区分がかわります

例えばエの区分の人が
定期的に高いお薬を処方されてて
多数該当だったとしましょう。
標準月額が上がって
ウの区分
なった場合は

44,400円から44,400円

となります。
多数該当でなかったら2万円以上
自己負担が増える差がありますが
同じでラッキー!

限度額認定書は作り直す

限度額認定証の記事

ただ、限度額認定証は
作り直しになるので再度申請しましょう。
たとえ限度額認定書を使わなくても

あとから高額療養費として
還付されるので
損するわけではありません。

国民健康保険(国保)は区分の決め方が独特

社保の場合は標準月額で
区分を決めますが
市区町村の国保は

前年の所得で判定します。

しかも、1月〜7月は
一昨年の所得で判定します。
ややこしい・・。
必ず8月で更新になるので
気をつけましょう!

確定申告や無収入申告をしてないと判定不能に!

自営業の方で申告遅れてる場合や
確定申告は申告不要に該当したけど
住民税の申告をしていなくて
(他の所得が20万以下の方や
年金のみで400万以下の人でも
住民税の申告はする必要があります)

役所が前年の所得を把握できてない

という状態にある場合があります。

病気で療養中とか、
傷病手当をもらっているとか
退職して無収入とか
そういう時に国保に加入していると
収入不明のため限度額が

一番高いになってしまいます。

市役所から住民税の申告書が
届いたら必ず返信しましょう。

まとめ

区分がかわっても多数該当は引き継がれる
住民税の申告は収入が0円でもしよう
国民健康保険の区分は社保と全然違う

これだけ押さえておきましょう。

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