毎年５〜６月に職場や市区町村役場から
住民税の決定通知書がとどきます。
なにこれ？と思いつつスルーしている方！
絶対に確認しましょう！
まずは真っ先に確認したいのは
ふるさと納税の結果です。
ふるさと納税したのに控除されてない！？
これは一番ショックです。
控除されてなかったら
ただのすごく高い通販じゃないですか。
間違いなく自分の住民税から控除されているか
確認しなくてはいけません！
決定通知書のココを見て！！
では実際どこを見て確認するのか！
決定通知書はこんな見た目です。
（市区町村でフォームに差はあります）
左側下赤い枠線部分にある適用欄にふるさと納税について記載があるかどうかと
右側赤い枠線部分も確認します。
住民税は市税と県税の合計なので
控除は二段書きになります。
市民税の控除と
県民税の控除と
両方に数字が入っていますか？
ワンストップ制度を使った？
ワンストップでふるさと納税したのでしたら
県民税市民税の控除額に２０００円足した金額が
ふるさと納税した金額になっています。
確定申告でふるさと納税した？
この場合、合計額の検算はとても難しいです。
なぜなら、申告した時点で
国税である所得税の寄附金控除で少し減額されていて
その残りを全部住民税で控除しているからです。
所得税でいくら寄附金控除されているかは
他の控除と混ざって計算しているため困難なのです。
大きく違ってるようなら
税務署と市区町村の住民税の担当に確認しましょう。
そもそも住民税の決定通知書ってなに？
これは前の年のあなたの収入に基づき
１月１日に住んでいる（た）市区町村から
住民税をこれだけ今年はいただくと決めたよと
いうお知らせです。
なんで市区町村が自分の収入知ってるの？
あなたが確定申告をした場合、
税務署だけでなく市区町村に
あなたの確定申告書が
出されているからです。
自分で出してないのに！
あなたがお給料を会社からもらっているなら
勤務先があなたの市区町村に
あなたの源泉徴収票を
提出してるからです。
自分で出してないのに！
他にはどこを確認するの？
まず自分の源泉徴収票と見比べてください。
（確定申告した人はその控え）
収入があっているか、
書いたはずの控除が抜けてたりしないか、
確認します。
所得税の源泉徴収と
住民税の決定通知書の
それぞれの控除額が違うものが混在しているので
控除額に差はあります。
例えば基礎控除には５万円の差
扶養控除の額も差があります。
詳しく知りたい場合は市区町村のHPで確認しましょう。
（たとえばココとか）
役所がデータの読み取りミスをしていないか、
そもそも会社が出し忘れないか、
この辺りを確認したいわけです。
（稀にですが二重に読み込まれてたりします）