年齢=アトピー歴の51歳主婦です。
多少の波はあったものの中度のアトピーです。
2020の10月からデュピクセントを始め19ヶ月目に入りました。
うち初めてすぐ体感した良い状態を現在も保っています。
このまま継続しましょうと皮膚科でいわれていますし私もそのつもりです。
使用開始〜現在を体験談としてまとめてみました。
個人の体験と考えであり
勧めたり怖がらせるつもりはありません。
もし興味があって体験談を読みたい方がいらしたら見ていってください。
副作用 【デュピクセント体験談】
胃の不快感
初回、2回目と打ったあとすぐ胃のむかつきがありました。
軽いもので、あとから思えばあれは副作用かなと思う程度のものです。
軽いつわりのような不快感程度でした。
翌日にはなくなりました。
結膜炎
2ヶ月後からまぶたのキワがかゆくて!こすりたいし痒いしで目がはれました。
皮膚科で目薬と目に入っても良い軟膏をもらって塗りましたがそのまま花粉の時期に突入。
5月までなかなかツライかゆみ。
これだけです。
デメリット 【デュピクセント体験談】
副作用以外にもデメリットはあります。
新薬なので10年20年後に何かおきるかもしれない
不安です。サリドマイドや薬害エイズが頭をよぎります。
コロナワクチンもそうですが新しい薬には不安がつきものです。
ですが全てのことに言えますがメリットにはデメリットがあります。
100%の安全はどんなものにもないのだからと気持ちに折り合いをつけました。
1本2万円の注射を2週間に1回打つ金銭的負担
これは高額療養費制度や付加給付金を使うことでダメージが軽減。
他の記事にしていますのでぜひ見てください。
近くに扱ってる皮膚科がない
皮膚科の公式HPに載っていなくても取り扱っているクリニックは多いんです。
近所の皮膚科に電話してみたり、大きな調剤薬局で聞いてみると意外と近所で打てる可能性も。
注射がコワイ
意外と!コワイ!
3ヶ月くらいまで本当にコワくて。
しかしペン型の登場で今はだいぶラクです。
痛く無いといえばウソになります。
ペン型のほかにシリンジ型もあります。
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冷蔵庫で保存するのが邪魔
箱入りの注射器を冷蔵庫で保管です。
冷蔵庫の一角はデュピクセント置き場。
メリット 【デュピクセント体験談】
かゆくない生活
これ以上、私たちが求める生活があるでしょうか。
経過 【デュピクセント体験談】
打った直後
打った三日後くらいから、炎症が起きてない肌がもちもちしはじめました。
自分の肌がこんな風になったのは人生初。
うれしくてずっとおしりをさわっていました。
2ヶ月くらいかけてだんだんと
体の炎症、顔のおでこや生え際、頭皮の患部が消えていきました。
最後までしぶとかったのは症状がひどかった指です。
熟れすぎたトマトのように少しの衝撃で破れる皮膚がだんだんしぼんでいき衝撃に強くなっていきました。
発作のように起きていた掻きむしることを我慢できない痒みがなくなっていきます。
以前なら我慢できないこのかゆみにイライラしてそのイライラのせいで自暴自棄にゴシゴシ掻いてしまい破裂したような指をあとになって冷静になって落ち込みながら強いステロイドを塗り絆創膏でフタをしてました。
痒いところを掻いている時の快感はとても強く、目から星がでることもありました。
でも掻き壊した患部は激痛で家事は全て手袋をし、コロナの消毒アルコールが苦痛で苦痛でたまりません。
掻かなきゃ治るよと簡単に言われますが、
自分は
痒みを我慢するなら痛い方がマシ
あの痒みを掻かずに耐えろといわれるなら陣痛の方がマシ。
夜、布団で眠ろうとすると全身から「かゆい」という信号が伝わってくるのを感じます。
左のスネ、右手、背中、腕・・
浮かんでは消える煩悩のように全身から痒みの信号が届きます。
朝起きるとカサカサに肌、保湿しなくては動くだけで痛い四肢。
自分が年老いて要介護になった時こんなケアを他人に頼むのは嫌だ
早く死んでしまいたいな
と思っていました。
命に別条のない病気だからいい治療法がないのではないか、
死に至る病ならもっと医学が進歩したのではないか、
と考えても仕方がないことが浮かんで消えます。
今、これらの症状や感情は何も残っていません。
自分の過去をゆるしてやってもいいという気持ちになりました。
前向きになる、なんて言葉じゃ足りません。
人生って取り戻せるんだな、過去は変えられるんだなとこの薬で思いました。
汗をかくことは気持ちがいいんだということを知りました。
夏の暑さも不快ではなくなりました。
初めて夏が好きになれそうです。
個人の感想ですが効く限りこの薬は続けます。
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