働く皆さんこんにちは!
日本に住んでいる人なら全員加入している社会保険、当たり前のように保険証持ってますよね!
お医者さんに行く時に絶対必要ですし身分証明書にもなる保険証。
毎日は使いませんが急に具合が悪くなったらと思うと保険証が無いなんて考えられません!
でも転職や退職の時は今の保険証を抜けなきゃいけなくなります。
そして抜けたあとに加入する保険が国民健康保険です。
国民健康保険に加入するといろんなことが違ってびっくりしますよね!
手続きした10分後にもう保険証がもらえるなんて驚きのスピード。
プラスチックのカードじゃなくてペラッペラの紙製だったのも衝撃!
ねぇ先月手続きしたのにまだ振込用紙が届かないんだけど・・
国民健康保険は毎月払いではないですよ
え!?
今回は国民健康保険の馴染みがないポイントをいくつかご案内します。
初めて加入して何これ意味ワカンナイ!ってなりがちな点を事前に知っておきましょう!
※差がありますので合わせてお住まいの市区町村HPもあわせてご覧ください
こんな方にオススメ
退職転職する人とそのご家族
個人事業主とその家族
【国民健康保険】翌月になっても振込用紙が届かない!【いつ払うの?】
4月に加入したけど振込用紙が届かないよ?
いつ払うの?
市区町村で差がありますが7月から支払い開始が多く7月上旬に納付書が届きます。
7月〜2月の8回払いだったり
6月〜3月の10回払いだったり
市区町村で違います。
4月に加入しても料金の請求は6~7月です。
4月は無保険なの!?
いえ、支払いがないだけで加入してます。
お金を払ってなくても保険証はしっかり使えますので安心してください。
4月5月は支払うタイミングがないだけです。
1年間の保険料を計算して均等に割って8回なり10回で払う、というとわかりやすいでしょうか。
料金の計算方法
国民健康保険は料金の計算方法が社会保険と大きく違います。
社会保険は加入してる皆さんの月給(標準月額報酬)で決まりますよね。
それは給料を支払ってる会社を経由して保険料を払っているから可能なんです。
国民健康保険の料金を決める自治体はリアルタイムでの皆さんの収入を把握できません。
ですから
前の年の所得を元に今年度の保険料を計算します。
年と年度の違いに注意!
これは住民税と同じ仕組みですね!
前の年の所得を役所はどうやって把握するの?
給料を払ってる会社から源泉徴収票、税務署から確定申告のデータがそれぞれ市区町村に届きます。
それが市区町村役場にそろい整理されるのは時間がかかるんです。
6月くらいにやっと料金を計算して
今年度はこの金額を納めてね
と通知がいくわけです。
住民税の決定通知書も同じくらいの時期
住民税と保険料は税務署や勤務先からまわってきた皆さんの収入データをもとに計算しています。
タイミングも同じくらいになってしまいますね。
【国民健康保険】扶養が無い【いつ払うの?】
今まで扶養の家族の保険証は「家族」と書いてありましたが国民健康保険は扶養という考えがなく、全員有料です。
え!子供も!?
0歳の赤ちゃんも保険料かかります。
【国民健康保険】払うのは世帯主【いつ払うの?】
書類の送付先氏名や払う人は住民票上の世帯主です。
世帯主が国民健康保険に加入してなくても払う人(納税義務者)は世帯主になってしまいます。
ええ!?
例えばお子さんが退職して国民健康保険に加入する時、親と同世帯なら納税義務者は親です。
それは困るんじゃない?
そういう時は役所で世帯を分けましょう(世帯分離)
【国民健康保険】保険証のサービスは同じ【いつ払うの?】
窓口負担は社会保険も国民健康保険も同じ
払うタイミングが毎月払いでないこと、
料金の計算がリアルタイムの収入ではなく前の年の収入で計算すること、
扶養という考えがなく加入者全員が有料なこと、
この記事では社会保険と全然違うということをご紹介しました。
馴染みのない制度なので払い方も計算方法もペラペラでやぶけそうな保険証にも違和感がありますが受けられるサービスに差はありません。
窓口負担は2〜3割ですし高額療養費制度もあります。
ただ料金が・・・今まで会社が半分負担してくれてたのに今度は全額負担、
扶養者全員無料から有料とダメージが大きい・・。
退職転職時考えることは山ほどありますがかかるお金、税金のことも頭にいれておきたいですね。